この記事では音楽業界や芸能界で活躍されているGACKTさんの著書『GACKTの勝ち方』について紹介していきます。
この本は次のような方におすすめです。
本書はGACKTさんの考え方、生き方を表現した著者初のビジネス書です。
語りかけるような語調は、読者に一歩踏み出す勇気を与えてくれる魅力があります。
太字や強調をふんだんに使って読者に放ったメッセージは、不思議なくらい素直に受け取ることができます。ストレートなメッセージが心に響く一冊です。
私もそんな「GACKT流の表現」でこの著書の魅力を伝えたいと思います。
踏み出す勇気がないなら読め
オマエを変えるのはオマエ自身の覚悟だ!
著者:GACKTとは?
1. 芸能人としてのGACKT
GACKTさんは本業の音楽活動のほかにも映画やドラマ、声優といった様々な業界で活躍されている方です。
バンド活動を経て99年にはソロ活動。男性ソロアーティストのシングル連続トップ10獲得数は歴代1位を保持しています。
また味覚や音感など様々なジャンルの鑑識眼を競うテレビ番組「芸能人格付けチェック」で、連勝記録を更新し続けていることは印象的です。
私自身、GACKTさんを知ったきっかけはこの「芸能人格付けチェック」でした。
この番組を元旦に見るたび、
- GACKTが言うなら間違いない!
- 流石GACKT!なんで分かるんだろう?
そんな感想を持たずにはいられません。まさに一流芸能人です。
2. 実業家としてのGACKT
実業家としてのボクは、まだまだ大したことない。
ビジネスの世界にはスゴい人たちがたくさんいる。
ボクがすべての仕事で稼ぐ規模で言えば、
円換算で数十億程度。
出典:GACKTの勝ち方
不動産や企業投資、アクセサリーブランドの立ち上げを行う実業家でもあるGACKTさん。
テレビ番組ではマレーシアにある自宅プール付きの豪邸が特集され話題になりました。
また、ビジネス以外にも福祉活動をしていることでも知られています。
フィリピンで深刻化しているストリートチルドレンの問題を解決すべく、彼らが自力で生活するための街を作り上げる「ストリートチルドレン独立支援プロジェクト」を進めています。
ここがすごい!:著書の魅力を紹介!
1. 受入れやすいメッセージ
冒頭でも伝えた通り、本書の魅力は受入れやすいメッセージです。
なぜ素直に受入れることができるのか、私はこう考えました。
- 語りかけるような語調でテンポがいい
- 太字や強調の表現で伝えたいメッセージがはっきりわかる
長々と論理的に記されるより、漫画のようにズバッと言ってもらった方が伝わりやすこともありますよね。
“漫画のように”と書きましたが、この表現は本書によくあてはまると思います。
というのも、他のビジネス書と違って文字がびっしりという作品ではないのです。熱のこもったメッセージは、太く大きく書かれていて読んでいて飽きません。
読書が苦手な方にもおすすめです。
2. 最強の自分を思い描く
ファンの想いを預かり、代弁し、『できるだろ?』と魅せる。
それがGACKT。
出典:GACKTの勝ち方
本書では『GACKT』について上のように記しています。
確かにテレビ番組「芸能人格付けチェック」でも、連勝記録更新という期待に応え続けていますよね。
では、なぜそれができるのでしょうか?
それは『GACKT』という人物象をファンの見本として示す覚悟があるからです。
世の中の殆どの人が「そんなの無理だ」と
思うことをボクがやって見せることで、
『やればできる。ほら、ボクはできているだろ?』
というメッセージを発することができる。
出典:GACKTの勝ち方
『GACKT』は”一度決めたことを諦めず実現する”。やればできるのだと自ら手本となることでファンを勇気づけています。
そして、ファンの気持ちに応えるという覚悟が、どんな辛いことでもやり通すための原動力になっているのです。
『GACKT』は”一度決めたことを諦めず実現する”という、GACKTさんが思い描く最強の自分です。
あなたの考える最強の自分、つまり理想像は何でしょうか?
本書は何かを成し遂げるためには、理想象と原動力が必要であることを教えてくれます。
3. 自分を応援してくれるファンを作ろう
そしてオマエが自分で決めた何かにまっすぐ向き合い
実行していればきっと応援してくれる。
それが【ファン】の始まりだ。
出典:GACKTの勝ち方
前項で、理想象と原動力が必要であると書きました。
GACKTさんの原動力であるファンは、私たちのケースに置き換えると何でしょうか?
親や友人、恋人、同僚、部下、身の回りすべての人があなたのファンです。
そのファンの期待に応え続ければ、「コイツはやると言ったらやる奴」と応援してもらえるようになります。これはビジネスの場でも同じです。
本書では、あなた自身がファンの期待に応えることで、最強の自分を実現することができると伝えてくれています。
一歩踏み出す勇気をくれる一冊
人間は、オマエの思っている以上に、【自由だ】。
オマエは何にだってなれる。
出典:GACKTの勝ち方
本書の感想は、かっこいい。この一言に尽きます。
本記事では一部エピソードを抜粋して紹介しましたが、心に響く言葉ばかりです。
私もこの本がきっかけで、ずっとやりたかったブログを始めることができました。
今まで「仕事が忙しいから」と理由をつけて諦めていたのです。
現状に不満を抱えて、何かを変えたいと考えている方は多いと思います。
「仕事が」「まだ準備が」と状況や不安が邪魔して、スタートを切れない方も大勢いると思います。
『GACKTの勝ち方』は一歩踏み出す勇気が欲しいという方におすすめです。
ほんの少しの勇気を分けてもらいませんか?